アーセナル戦1G1AのサンダーランドDFは元アーセナルのアカデミー生 古巣への想いも語る

古巣相手に力を証明したバラード Photo/Getty Images

シアラー氏はパフォーマンスを絶賛

アーセナルはプレミアリーグ第11節でサンダーランドと対戦。2-2のドローに終わり、10試合続いていた公式戦の連勝記録がストップしてしまった。

首位チームを止めることに成功したサンダーランド。この試合で1ゴール1アシストの大活躍を見せたのはDFダニエル・バラードだ。36分にノルディ・ムキエレが頭でつないだボールを強烈なシュートで叩き込むと、後半アディショナルタイムには劇的な同点弾となったブライアン・ブロビーのゴールをアシストしている。

そんなバラードは幼少の頃、アーセナルのアカデミーに所属していた選手だ。バラードは試合後『be in SPORTS』に古巣への想いを語っている。

「10〜12年、本当に子供時代をずっとそこで過ごした。彼らは僕にすべてを教えてくれた。生涯の友にも恵まれ、素晴らしいコーチたちにも恵まれたよ。だから、アーセナルは僕にとっていつまでも特別な場所だ」

バラードは8歳からアーセナルのアカデミーに所属していたが、2022年にサンダーランドに移籍するまではローン移籍を繰り返しており、トップチームでの出場は叶わなかった。そんな古巣相手に挙げたゴールには特別な思いがあったに違いない。バラードは『Match of the Day』で「おそらく現時点で欧州でも最高のチームの1つと戦えることを示すということは、我々の士気を高める良い機会だ。とても嬉しい」と語っている。

元イングランド代表FWアラン・シアラー氏は、バラードのプレイを称賛している。

「バラードは、その攻撃性とアーセナルのプレイを止める能力で、サンダーランドがこれまでやってきたことすべてを体現していた。彼らは本当にタフな相手だが、彼と彼のチームが体を張って戦う姿が何度も見られた。アーセナルにとって、今季これほど厳しい試合はそう多くないだろう。サンダーランドはまさに勝ち点1に値したんだ」

やはり元アーセナルのMFグラニト・ジャカとともに、アーセナル戦の勝ち点獲得に貢献したバラード。魂のこもったプレイは古巣にも感銘を与えたに違いない。

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