リュディガーとレアル・マドリードの契約延長交渉は一時凍結 来春以降再開の見込み

レアル・マドリードのリュディガー photo/Getty Images

現契約は来年6月末まで

レアル・マドリードで守備の要として活躍してきたアントニオ・リュディガーだが、今の同クラブではディーン・ハイセンやラウール・アセンシオといった若手の台頭が著しい。これに加えてリュディガー自身の契約も来年6月末で満了となるため、現地メディアからは今シーズン限りでの退団を予想する報道も盛んに出ている。

こうした中、スペイン紙『Marca』によればリュディガーとレアルは、数カ月前から行われていた契約延長に関する交渉を一時中断し、来年春頃に再開することで合意したという。

この交渉凍結の決断には、リュディガーの怪我が影響している。リュディガーは9月に左脚太腿部の筋肉を負傷し、現在はチーム活動から離脱中。復帰は12月中旬頃と見られている。実際に復帰を果たし、パフォーマンスを確認しない限り契約延長の最終判断は下せないというのがレアル首脳陣の考えのようだ。

もっとも、交渉自体は順調に進んでいて、両者は契約延長の方向で大筋で合意に達しているとも『Marca』は報じている。リュディガーがレアル残留を強く希望していると同時に、シャビ・アロンソ監督をはじめとしたクラブ関係者もリュディガーの実力やベテラン選手としてのチーム内での貢献度を高く評価していることから、交渉は条件面の細部を詰める作業を残すだけの状態で一時ストップになったという。

まずは無事に復帰を果たし、ピッチ上で自身の健在ぶりを示す必要があるが、現状ではリュディガーは来シーズン以降もレアルに残る可能性が高いようだ。

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