イングランド2部で“13戦0ゴール”と苦戦は続くが…… バーミンガムはまだ古橋への希望を捨てていない「彼がチームにいてくれるのは幸運」

バーミンガムでプレイする古橋 photo/Getty Images

監督も信頼寄せる

途中出場ばかりでプレイタイムが少ないことも一因ではあるが、バーミンガム・シティに加入したFW古橋亨梧はまだイングランド2部リーグでゴールを決めていない。

4日に行われたミルウォール戦も途中出場から31分間プレイしたが、無得点。これで出場しなかったプレストン戦を除き、古橋は開幕からリーグ戦13試合に出場して0ゴールだ。

バーミンガムは古橋の獲得に1000万ポンドを投じており、イングランド2部のクラブにとって安い金額ではない。それだけに古橋の不発は痛いが、まだサポーターは希望を捨てていない。今回のミルウォール戦には4-0で大勝を収めたが、試合後にはサポーターから古橋のチャントが起きていた。

ミルウォール戦ではチャンスを決め切れないところもあったが、指揮官クリス・デイビスもいつかゴールは決まるはずと信頼を寄せている。

「彼は誰よりも多くのチャンスを得ている。彼はクレバーだし、スピードもある。前にも言ったが、必ずゴールを決めてくれるはずだ。今回のゲームも得点はなかったが、トレーニングでも自信を深めているのが分かる。フランス(レンヌ)ではあまりプレイしていなかったが、出場機会が増えればチームに多くの貢献をしてくれるよ。キョウゴについて心配していたかというと、そんなことはない。彼は本当に素晴らしい選手だし、彼がチームにいてくれるのは幸運だ。きっとゴールを決めてくれるよ」(『Daily Record』より)。

先発の座を得るには、途中出場から得点を奪うしかない。チームは前節ポーツマス戦に続いて2試合連続で4-0のスコアで勝利を収めていて、少し波に乗ってきた印象もある。そのゴールラッシュに古橋も絡んでいきたいところだ。



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