ダウマン、ングモハ、ヤマルら驚異の10代からペドリ、ベリンガム、ムシアラまで 10年後のバロンドールはどうなっている?

ヤマルは今後バロンドールを複数回獲る可能性もある photo/Getty Images

今は楽しみなティーンエイジャーが豊富に揃う

2025年のバロンドールはパリ・サンジェルマンFWウスマン・デンベレが受賞したが、今後10年のバロンドールレースはどうなっていくだろうか。

気が早い予想を展開したのは米『ESPN』だが、予想したくなるのも当然だろう。今年のバロンドールでは2位にバルセロナの18歳FWラミン・ヤマルが入っていたが、最近はヤマルを筆頭に驚異的な才能を持つティーンエイジャーが続々と出てきているからだ。

ヤマルのライバルとなり得るのは、今夏パルメイラスからチェルシーへ合流したブラジル代表FWエステヴァン・ウィリアンだ。ブラジルサッカー界の希望の星でもあり、ヤマルとエステヴァンのレフティーアタッカー対決は今後10年のサッカー界で注目すべきポイントの1つと言える。

他に2035年までの10年で大きな成長が見込めるのは、弱冠15歳でアーセナルのトップチームに食い込むMFマックス・ダウマン、リヴァプールのトップチームで鮮烈なパフォーマンスを見せる17歳のFWリオ・ングモハも巨大な才能を秘める。

さらに同メディアはベルギーのヘンクでプレイし、すでにギリシャ代表でもインパクトを残す17歳のMFコンスタンティノス・カレツァス、17歳ながらリーグ・アンで30試合以上を経験しているリール所属の17歳MFアイユーブ・ブアディも期待の10代として候補に挙げている。

20代ではあるが、まだまだ若手の部類に入る選手ではレアル・マドリードMFジュード・ベリンガム、バイエルンMFジャマール・ムシアラ、バルセロナMFペドリ、リヴァプールMFフロリアン・ヴィルツ、パリ・サンジェルマンFWデジレ・ドゥエ、MFジョアン・ネヴェスも候補者に挙げられている。20代前半の彼らは10年後でもトップコンディションを維持できるはずで、2035年もバロンドール争いの中心にいてもおかしくない。

ベテラン枠では、マンチェスター・シティFWアーリング・ハーランド、レアル・マドリードFWキリアン・ムバッペのことも同メディアは挙げている。現在ハーランドは25歳、ムバッペは26歳。10年後はそれぞれ35歳と36歳になっているが、リオネル・メッシやクリスティアーノ・ロナウドのようにトップコンディションを維持している可能性もゼロではない。

メッシとロナウドが10年にわたって支配した時代が終わり、バロンドールを巡る戦いも新時代だ。上記の選手たちがこの10年でどうサッカー界を盛り上げてくれるのか楽しみだ。



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