今季も存在感抜群のリヴァプールMFグラフェンベルフ 主将も称賛「彼はキャリアの全盛期にある」

リヴァプールのライアン・グラフェンベルフ photo/Getty Images

攻守両面でチームを牽引

ライアン・グラフェンベルフは、今シーズンもリヴァプールにとって必要不可欠な存在のようだ。昨シーズンから指揮を執るアルネ・スロット監督によって見出されたこの守備的ミッドフィールダーは、プレミアリーグでは開幕戦を除く全試合に先発フル出場。前節エヴァートン戦では1ゴール1アシストの活躍で伝統のマージーサイド・ダービーでの勝ち点3獲得の原動力となった。

現在の契約は2028年6月末までとなっているが、イギリスメディア『talkSPORT』によればリヴァプール首脳陣は既にグラフェンベルフとの契約延長を検討し始めているという。契約延長となれば年俸の大幅アップなど破格の契約内容となるのは確実だろう。

チームメイトもグラフェンベルフを称賛している。主将のフィルジル・ファン・ダイクは、エヴァートン戦の後に「今シーズンだけじゃなくて、前のシーズンの最初の頃から彼は今日のようなプレイをしていた」と同選手について語り、さらに以下のように続けた。

「今の彼は信じられないような状態だ。キャリアの全盛期にある。でも、この調子を今後も続けていく必要があるよ。期待はますます高くなっていくだろうし、その期待に3日とか4日おきに応えないといけないからね」(ドイツ紙『Sport Bild』より)

今後、リヴァプールはクリスタル・パレス戦(27日)、ガラタサライ戦(30日)、そしてチェルシー戦(10月4日)と過密日程が続く。ヒューゴ・エキティケやフロリアン・ヴィルツといった新戦力の活躍が注目されるのは間違いないが、チームの浮沈を握るのはグラフェンベルフだろう。

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