井上尚弥に挑戦するアフマダリエフが来日 医療用マスクに異例の早さ 「一発のパンチが世界を変える」と勝利に自信

井上が最大の敵と評したアフマダリエフ photo/Getty Images

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調整も万全をアピール

スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥と9月14日に対戦するWBA世界同級暫定王者ムロジョン・アフマダリエフが24日、試合3週間前という異例の早さで来日した。

この日、羽田空港に上下グレーのジャージ姿で現れたアフマダリエフは、徹底した体調管理を伺わせる医療用マスクも着用。早期来日の理由については、時差ボケ解消のためと説明した。

またアフマダリエフは観光や他のスポーツに興味を示し、日本を満喫するつもりであることも語ると、肝心の試合への意気込みについては「井上は自分のキャリアの中で最も強い相手。最もハードな対戦になる。覚悟はできている」と述べ、敬意を表した。
また井上が仮想アフマダリエフとしてマーロン・タパレスとスパーリングを行なっていることに対しては「タパレスとは全く違う逆のスタイル」と答え、逆に彼が行なっている井上対策に対して質問が及ぶと「しっかりと準備はできている」と具体的には明かさなかった。

先日、アフマダリエフはWBCが義務づけている試合30日前計量では約61.2キロを計測。リミットとされる約60.8キロを超過する事態となっていた。今後の調整については「もちろん間に合わせる。問題ない」と明言すると、最後には強気に「当日はどちらがよりハードなトレーニングを積んできたかが分かるだろう。9月14日は必ず見応えのある試合を見せる。一発のパンチが世界を変えてしまうこともあり得るよ」と井上撃破に自信を見せた。

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