本田圭佑や安田理大らがプレイしたオランダ老舗フィテッセがプロライセンス剥奪、クラブは消滅へ

かつて本田圭佑もフィテッセでプレイした Photo/Getty Images

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オランダで2番目に古いクラブ

オランダの老舗クラブであるフィテッセが消滅する。フィテッセのプロライセンスは永久に剥奪され、プロサッカー界から姿を消すことになった。

オランダ上級裁判所は、オランダサッカー協会(KNVB)によるプロライセンス取り消し決定の無効を求める上訴を却下したと『NOS』などが伝えている。

オランダではスパルタ・ロッテルダムに次ぐ古い歴史をもつフィテッセだったが、近年は財政問題に悩まされた。KNVBは、銀行口座や監査役の不在、最終的な予算提出の失敗、財政上の不正などにより、2024年に18ポイントのペナルティを課した。この結果フィテッセは2部リーグに降格しているが、今回の決定により今季のオランダ2部リーグは19チームで戦うことになるという。
歴史あるクラブの消滅にサポーターは激怒し、デモが発生。報道機関と揉み合いになったとも『MUNDODEPORTIVO』は報じている。

フィテッセといえば本田圭佑や安田理大らがプレイしたクラブとしても日本で知られている。また、現オランダ代表監督ロナルド・クーマンが指揮官デビューしたのも同クラブだ。クラブは今後、アマチュアクラブとして存続する可能性があるという。

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