サンチョが拒否した週給は約20万ポンド? チェルシーの高額オファーも蹴り、マンUにも手切れ金も要求か

昨季はチェルシーにレンタルで加入していたサンチョ photo/Getty Images

年俸妥協ならず

ジェイドン・サンチョの移籍騒動が再燃している。チェルシーへの完全移籍が頓挫した原因は、提示された週給18万〜20万ポンドという条件を本人が拒否したことにあったと報じられている。

サンチョは2024-25シーズンをチェルシーでレンタルでプレイし、UEFAカンファレンスリーグ優勝にも貢献。契約には、クラブがプレミアリーグ15位以上でフィニッシュした場合に2500万ポンドで買い取る義務が付随していた。結果、チェルシーは4位で条件を満たしたが、最終的に500万ポンドの違約金を支払い、買い取りを拒否した。

問題の核心は、年俸交渉にあったようだ。サンチョの基本給はマンチェスター・ユナイテッドで週給30万ポンド。レンタル中は、クラブ側が12万ポンドを負担し、残りをチェルシーが支払っていたが、完全移籍の交渉では、チェルシーが「自分たちの負担分をそのまま正式な給料にする」案を提示。つまり週給18万〜20万ポンド程度が新たな契約額として提示された。

しかしサンチョはこの金額に不満を示し、最終的に交渉は決裂。現在はユナイテッドとの契約解除を前提に、最低でも430万ポンドの手切れ金を要求しているという。

新天地候補にはユヴェントスが浮上しており、クラブ側は2500万ポンドという評価額には応じる姿勢を見せているが、給与面での折り合いは依然としてついていない。

ユナイテッドとの関係修復が絶望的な今、サンチョが要求を下げるか、移籍金や給与の補填策をクラブ側が工面するか、いずれにせよ今後の交渉は一筋縄ではいかない模様である。

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