U-23日本代表・内野貴史が昇格組で再出発 UAE1部ディバFCへの期限付き移籍が決定

移籍が決定した内野 Photo/Getty Images

レンタル先で再起を図る

U-23日本代表DF内野貴史が、UAEプロリーグのアル・ワスルFCから同リーグのディバ・アル・フジャイラFCへ期限付き移籍することが決定した。

現在24歳の内野は、2024−25シーズンにアル・ワスルへ加入。公式戦17試合に出場したが、リーグ戦では10試合出場にとどまり、定位置確保には至らなかった。今回の移籍は出場機会を求めた上での判断とみられる。

柏レイソルU-12からジェフユナイテッド市原・千葉の下部組織を経て、高校卒業後に渡独。1.FCデューレンの下部組織でキャリアをスタートし、その後アレマニア・アーヘンのアカデミーへ移籍。2020-21シーズンに同クラブのトップチームに昇格し、レギオナルリーガで主力としてプレイした。

2021-22シーズンにはフォルトゥナ・デュッセルドルフのセカンドチームに加入。2022年には新型コロナウイルスの影響で主力が離脱する中、ツヴァイテリーガでフル出場し、トップチームデビューを果たした。同年10月25日には正式にトップチームとのプロ契約を締結している。ブンデスリーガ入れ替えプレイオフのVfLボーフム戦では第1戦、第2戦ともに途中出場。第2戦ではPK戦に突入し、7人目のキッカーを務めたが、惜しくも失敗している。

日本代表としては、U-20、U-22、U-23と世代別代表に継続的に選出。2024年にはAFC U-23アジアカップを制し、中国戦、韓国戦にフル出場。決勝のウズベキスタン戦でもピッチに立ち、優勝に貢献した。

新天地で再びレギュラー争いに挑む内野が、中東の地でどのような飛躍を見せるか注目が集まる。

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