ヴィルツ、フリンポン、ター退団&アロンソ退任 レヴァークーゼンはチームをどう再建するか「売却益を使い、新たなタイトル獲得を狙えるチームを」

ヴィルツら中心選手が退団 photo/Getty Images

新シーズンは難しい戦いになるか

今夏に指揮官シャビ・アロンソと別れ、MFフロリアン・ヴィルツ、DFヨナタン・ター、ジェレミー・フリンポンも退団するなど、レヴァークーゼンは変化の時を迎えている。

アロンソ体制では2023-24シーズンにブンデスリーガ&DFBポカール制覇を成し遂げたが、新シーズンからは少し我慢の時間が続くことになるかもしれない。アロンソの退任、ヴィルツらの退団はあまりに衝撃が大きい。

独『Bild』によると、レヴァークーゼンのシモン・ロルフェスSDはヴィルツらの売却益を使い、新たなチームを作り上げていきたいと意気込みを語っている。

「今の我々はフロリアン(ヴィルツ)の売却益を使い、新たなタイトル獲得を狙えるチームを作ることが目標になる。即戦力になる者、成長の可能性を秘めた若手などを獲得していきたい。常にリーグでトップ4入りを狙いつつ、タイトル獲得の可能性を秘めたチームを作ることが目標だ」

今夏はリヴァプールから22歳のDFジャレル・クアンサー、ヘルタ・ベルリンから19歳のMFイブラヒム・マザ、スウェーデンのヘッケンから20歳のセネガル人DFアブドゥライ・ファイ、パリ・サンジェルマンから17歳のDFアクセル・テープといった選手を獲得していて、彼らは将来性ある若手だ。

それとは別にブレントフォードから32歳のGKマルク・フレッケンを獲得していて、こちらは経験豊富な即戦力だ。フライブルクでプレイしていた期間も長く、ブンデスリーガのことも理解している。

新シーズンにいきなりの結果を求めるのは厳しいかもしれないが、レヴァークーゼンは過去にもFWカイ・ハフェルツの売却益を使って強いチームを作り上げるなど、実際の成功例もある。

新指揮官にはエリック・テン・ハーグを迎えているが、2、3年で再びブンデスリーガの頂点を狙えるチームを作れるだろうか。

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