スアレスは「引退」か「地元復帰」か インテル・マイアミとの別れが現実味を帯びる

マイアミに所属するスアレス photo/Getty Images

未来に揺らぎ

ルイス・スアレスのキャリアが終焉に近づいている。『AS』の報道によれば、よほどの事態が起きない限り、同選手は今季限りでインテル・マイアミを退団する見通しとなった。クラブワールドカップを終えたばかりだが、来季以降の去就は未定。引退、あるいは母国ウルグアイへの復帰という選択肢が現実味を帯びてきたようだ。

スアレスは2025年12月末までの契約を結んでおり、延長の可能性は極めて低いという。クラブが昨年11月にクラブW杯への出場を見越して同選手との契約延長を決断したが、それ以降、今季限りでの退団が既定路線として内部で検討されていた模様である。

クラブにとってもスアレスの退団は経済的に重要な決断となる。スアレスは“指定選手(フランチャイズプレイヤー)”契約を結んでおり、チーム内でも最も高額な年俸を得ている一人。メッシの残留が既定路線とされるなか、年齢と負傷リスクを抱えるスアレスを手放すことで、クラブの給与構造を大幅に見直すことが可能となる。

MLSでの短いが印象的な挑戦に幕を下ろそうとしているスアレス。新天地でのプレイ継続か、キャリアに終止符を打つか、その決断が注目されている。

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