CWC初戦ドローのインテル・マイアミは早くも大ピンチ? 決勝Tへ全ては“メッシ頼み”だ「この大会の観客側になってしまう」

マイアミは初戦でアル・アハリと引き分けた photo/Getty Images

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ポルト&パルメイラスから勝ち点を奪えるか

リオネル・メッシはチームを救えるだろうか。クラブワールドカップ2025に参戦しているインテル・マイアミの状況はやや厳しいと言わざるを得ない。

マイアミは開幕戦でエジプトのアル・アハリと対戦したが、スコアレスドローでゲームを終えてしまった。相手にPKを献上するなど、勝利に近かったのはアル・アハリの方だ。今年のマイアミは国内リーグでも不安定さを見せているが、アル・アハリ戦も納得できるクオリティではなかったと言える。

そのマイアミは20日にグループステージ第2節でポルトガルの名門FCポルトと対戦し、最終節ではブラジルの強豪パルメイラスとの対戦が控えている。実力的に、このグループAではアル・アハリが最も勝ち点3を獲得しやすい相手だったと言える。そこと引き分けてしまい、マイアミが上のラウンドに進むには最低でもポルト&パルメイラスのどちらかに勝つ必要がある。
『Forbes』はマイアミが苦しい状況にあると伝えていて、状況を変えるにはメッシが魔法をかけるしかないと期待を寄せる。

「アル・アハリとのスコアレスドローは、ホームだったマイアミにとって敗北に近い感覚だろう。今マイアミを窮地から救うプレッシャーは、37歳のメッシにかかっている。メッシとチームにとって残り2試合の難易度はさらに高くなるはずで、ポルトとパルメイラスから最低でも勝ち点4は稼ぐ必要がある。1つ確かなことは、メッシが次の2試合で魔法をかけなければ、マイアミは遅かれ早かれこの大会の観客側になってしまうということだ」

アル・アハリ戦でもメッシ個人は特別なクオリティを見せていた。指揮官ハビエル・マスチェラーノの下でチームバランスには疑問もあるが、メッシやスイス・スアレスの経験値・クオリティは変わらない。全ては彼ら助っ人にかかっているが、マイアミを決勝トーナメントへと導けるだろうか。

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