ソン・フンミン「今日は僕がこのクラブのレジェンドになった日だ」 10年目で初タイトルに歓喜

ついにタイトル獲得のソン Photo/Getty Images

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納得の称号か

ヨーロッパリーグ決勝でマンチェスター・ユナイテッドを1-0で破り、悲願のトロフィー獲得を成し遂げたソン・フンミンの発言が話題を呼んでいる。

今季のスパーズはプレミアリーグで17位と低迷していたが、ヨーロッパリーグ決勝ではマンチェスター・ユナイテッドを1-0で下し、17年ぶりのタイトルを獲得。67分から途中出場したソンは、ゴールこそなかったものの、全身全霊で守備に奔走し、キャプテンとしてチームを牽引し続けた。

試合後、喜びを爆発させたソンは「今日は僕がこのクラブのレジェンドになった日だ。そう言ってもいいだろう?でも、今日だけ、今日だけだ!」と語った。ソン・フンミンのこの言葉に、異論を挟む者はほとんどいないだろう。トッテナム・ホットスパー加入から10年目、遂にその努力が結実した。
2015年夏にレヴァークーゼンから加入して以来、ソンは公式戦454試合に出場し、173ゴール101アシストを記録。プレミアリーグ得点王やプスカシュ賞受賞、そしてクラブの年間最優秀選手にも2度輝くなど、スパーズのエースとして走り続けてきた。

2018-19シーズンにはチャンピオンズリーグ決勝のピッチにも立ったが、リヴァプールに0-2で敗れ、あと一歩でビッグイヤーを逃していた。幾度となく歓喜に近づきながらも、手にできなかったタイトル。その呪縛がついに解かれた。

クラブにとって、そしてファンにとっても、ソン・フンミンはまさに“レジェンド”と呼ぶにふさわしい存在であるだろう。

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