カブス鈴木誠也が12号など5打数3安打4打点の活躍 43打点は終了時で、ジャッジと並んでメジャートップ

5試合ぶりの本塁打を放った鈴木 photo/Getty Images

チャンスにめっぽう強い

シカゴ・カブスの鈴木誠也外野手が日本時間21日、敵地で行われたマイアミ・マーリンズ戦に2番・右翼で先発出場し、5試合ぶりの一発を放つなど、5打数3安打4打点と大車輪の活躍を見せた。

初回の第1打席は投ゴロに抑えられるものの、3回の第2打席は内野安打。6回の第3打席は先頭で四球を選ぶと、味方打線が打者一巡の猛攻を見せ、2死二塁の状況でこのイニング2回目となる第4打席を迎える。

すると2球目に投じられた高め直球に振りまけず、12号2ラン。カブスはこの回、鈴木などの活躍もあり一挙8点を奪った。

ただこの日の鈴木はこれで終わらない。9回2死満塁で回ってきた第6打席でも、きっちりと仕事をした。既に9−1と一方的な展開となり、野手登板となったハビエル・サノヤの54.7マイル(約88キロ)の緩い球をミートし二塁打に。2打点を追加した。

この4打点でシーズン43打点目とした鈴木。試合終了時点でサンフランシスコ・ジャイアンツのウィルマー・フローレスを1点上回り、ナ・リーグトップに浮上した。またア・リーグの1位、ニューヨーク・ヤンキースの主砲アーロン・ジャッジに並び、メジャーを通じてトップとなった。

試合後にこの日の打席を振り返った鈴木は「良い流れで積極的に振ろうって決めていた。周りの勢いに乗れたのが良かった」と語った。


記事一覧(新着順)

電子マガジン「ザ・ワールド」No.305 欧州クライマックス

雑誌の詳細を見る

注目キーワード

CATEGORY:ALL SPORTS

注目タグ一覧

人気記事ランキング

LIFESTYLE

INFORMATION

記事アーカイブ