インテル指揮官がオイルマネーの標的に アル・ヒラルがインザーギ監督に破格のオファー提示

インテルのシモーネ・インザーギ監督 photo/Getty Images

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イタリアの名将が新監督の本命

サウジアラビアのアル・ヒラルがインテル・ミラノのシモーネ・インザーギ監督の招聘に向けた動きを本格化させつつあるようだ。

アル・ヒラルは今月2日にジョルジュ・ジェズス監督の解任を発表。当面はアシスタントコーチを務めていたモハメド・アル・シャルーブ氏を暫定監督に据えて指揮を託す一方で、新監督探しを急ピッチで進めている。

そうした中、イタリア紙『Gazetta dello Sport』は、アル・ヒラル首脳陣がインテルのインザーギ監督を後任監督の本命としてリストアップし、既にインザーギ監督に対して年俸2000万ユーロ(約32億6000万円)という破格のオファーを提示したと伝えている。
ドイツ紙『Sport Bild』によれば、アル・ヒラルはまだジェズス前監督が指揮を執っていた4月上旬頃にミラノへスタッフを派遣してインザーギ監督の代理人との接触を図っていて、実際には以前からインザーギ監督の招聘を検討していたようだ。

インザーギ監督は2021年7月にインテルの監督に就任。これまでコッパ・イタリア優勝2回(2021-22、2022-23)、セリエA優勝1回(2023-24)を達成し、今シーズンはUEFAチャンピオンズリーグ(CL)で決勝進出を果たしている。

『Gazetta dello Sport』ら複数のイタリアメディアによれば、インザーギ監督自身は2026年6月末までとなっているインテルとの契約を延長することに前向きのようだが、それを覆すために今後さらに桁外れのオファーをアル・ヒラルが持ち掛けてくる可能性も十分にありそうだ。

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