FAカップ決勝でC・パレスの守護神ヘンダーソンは退場すべきだった!? ルーニーら元プレミア戦士の見解は「100%レッドカード」「サッカーで見た中で最悪の判定のひとつ」

ヘンダーソンはPAの外で触ってしまった? photo/Getty Images

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PA外でボールを弾いてしまう

FAカップ決勝でマンチェスター・シティと対戦し、1-0の勝利を飾ったクリスタル・パレス。16分にエベレチ・エゼがワンチャンスを決め切り、このゴールを守り切ったパレスが悲願のタイトルを獲得した。

シティに90分を通してボールを持たれたパレスだったが、GKディーン・ヘンダーソンがPKを止めるなどビッグセーブを連発し、シティの猛攻をしのぎ切った。そんななか、この試合で話題を呼んでいるのは24分のヘンダーソンのプレイだ。

ヨシュコ・グヴァルディオルのロングボールに抜け出したアーリング・ハーランドがGKとの一対一を迎えるも、これはヘンダーソンがボールを弾き、パレスはピンチを逃れた。しかし映像を振り返るとヘンダーソンはPAの外でボールを触っているように見え、VARはこのプレイをチェックしたが、ハンドとは判定されなかった。
このプレイについて、元プレミア戦士たちが反応しており、ウェイン・ルーニー氏は英『BBC』にて「100%レッドカードだ。VARを廃止すべきだ」と主張。

さらにパレスでもプレイ経験のあるイアン・ライト氏は『ITV』にて「これが得点の機会を否定していないなんて、まったく情けない。狂ってる。彼はボールを触ってGKを交わし、そのままゴールに蹴り込むだろう。なぜ彼らはこんなルールを作り、それを雄弁に言うのか?私たちを混乱させるためか?あれは退場処分のはずだ」と語っている。

また元シティのジョリオン・レスコット氏は「サッカーで見た中で最悪の判定のひとつだ。判定そのものではなく、説明の仕方だ」と言及しており、元プレミア戦士たちはこの判定を疑問視している。

この試合ヘンダーソンはビッグセーブを連発し、パレスの優勝の立役者となった。そんなパレスの守護神はこのプレイについて英『Sky Sports』のインタビューにて聞かれると「正直、(VARチェックが)自分に向けられているとは知らなかった。ボールはペナルティーエリアに入っていたので、彼らが何をしているのかよくわからなかった。そんなことは問題ではない」と振り返っている。


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