FA杯決勝直後にペップが握手拒否 守護神ヘンダーソンとの応酬が話題に「君が望んでいた10分間が得られたね!」 

口論するヘンダーソンとペップ Photo/Getty Images

皮肉で火花

FAカップ決勝でクリスタル・パレスがマンチェスター・シティを1-0で破り、クラブ史上初のメジャータイトルを手にした。守護神ディーン・ヘンダーソンはPKストップを含む好セーブを連発し、勝利の立役者となったが、試合後にはシティの指揮官ジョゼップ・グアルディオラとの間に一触即発の場面があった。『SPORTbible』が伝えている。

エベレチ・エゼのゴールでリードを奪ったパレスは、前半にオマル・マルムシュが得たPKの場面でヘンダーソンがセーブ。その直前には、ゴールエリア外でハーランドへのスルーパスを手で処理したシーンが議論を呼んだが、VARは退場に値せずと判断。シティ側はこれに強い不満を示していた。

試合後、グアルディオラはヘンダーソンの握手を拒否し、口元では「フェアじゃない」と言っている様子が映像に捉えられた。そのやり取りの中で、ヘンダーソンは皮肉を飛ばしたことが後に明らかとなった。

英『ITV』のインタビューでヘンダーソンは「私はただ彼と握手しに行っただけだったが、明らかに彼は僕が時間を無駄にしたことでがっかりしていたと思う」と語った。続けて「『君が望んでいた10分間が得られたね!』って言ったよ。でも、別に恨んでないよ」と敵将とのやり取りを明かしている。

一方のグアルディオラは、試合内容について「4月に5-2で勝った試合や昨年の決勝よりも、今日の方がずっと良い内容だった」と選手たちを称賛している。だが、悔しさを滲ませたその表情からは、王者としてのプライドが大きく傷つけられたことが読み取れた。来季は結果で見返すことができるのか、注目が集まる。

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