ベルギーリーグ得点王のヘンクFWアロコダレが去就に言及 「可能性を逃すつもりはない」

ヘンクのトル・アロコダレ photo/Getty Images

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レギュラーシーズン30試合で17ゴール

ヘンクのトル・アロコダレは、間違いなく今年夏の移籍市場での注目銘柄だろう。この24歳のナイジェリア人ストライカーは、ベルギーリーグのレギュラーシーズンでは30試合出場で17ゴールを記録して得点王を獲得。197㎝の長身を活かしたヘディングとポストプレイで前線のターゲットマンとなれる本格派のセンターフォワードだ。

ヘンクとの契約は2027年6月末まで残っているものの、『Sport Bild』など複数のドイツメディアによればバイエルン・ミュンヘンとボルシア・ドルトムントが既にアロコダレの獲得に向けた動きを本格化させつつあるという。なかでもハリー・ケインのバックアッパー獲得をめざすバイエルンは、アロコダレを補強候補の上位にリストアップしているようだ。

こうした中、アロコダレはベルギー紙『Het Laatste Nieuws』のインタビューに応じ、自身の去就について尋ねられると「僕がハリー・ケインの控え?そうなったら素敵だね。でも、それは相変わらず噂に過ぎない。バイエルンとのコンタクトはない」と現段階でバイエルン側との接触はないと明かしたが、その一方で「チャンスが自分のところに何回来るのかなんて分からない。だから可能性を逃すつもりはない」とも語り、ステップアップへの強い意欲も口にした。
また、バイエルンのヴァンサン・コンパニ監督はアンデルレヒトで指揮を執っていた時にアロコダレの獲得に動いたことがあり、「彼は僕の電話番号を知っている」とアロコダレも語るように二人は旧知の間柄。フロリアン・ヴィルツ(レヴァークーゼン)ら他のターゲットの獲得状況に変化があれば、アロコダレをめぐるバイエルンの動きが一気に加速する可能性は十分にありそうだ。

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