ロナウドとアル・ナスルの契約延長交渉が一時凍結に 退団なら古巣スポルティングへの復帰を決断か

アル・ナスルのクリスティアーノ・ロナウド photo/Getty Images

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現行契約は6月末で満了

アル・ナスル所属のポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドの去就が不透明になりつつあるようだ。6月末で満了となるアル・ナスルとの2年間の契約延長が間近に迫っていると見られていたが、スペイン紙『Marca』によれば交渉は中断しているという。

交渉がストップしている理由は、アル・ナスルでのスポーツ的な成功についてロナウドが疑問を持っていることにあると『Marca』は伝えている。アル・ナスルはサウジアラビアリーグでは首位アル・イテハドから勝ち点11ポイント差の4位で優勝は絶望的な状況であり、さらにAFCチャンピオンズリーグエリート(ACLE)でも準決勝で川崎フロンターレに敗れてベスト4敗退。こうしたタイトルを獲得できないチームの現状から、ロナウドはアル・ナスルでプレイを続けるべきか再考し始めているという。

しかし、仮にアル・ナスルと契約延長に至らず退団となってもロナウドが現役引退を決断する可能性は低いだろう。今年2月に40歳を迎えたロナウドだが、来年開催予定の北中米ワールドカップへの参加と公式戦1000ゴール達成(現在926ゴール)を目標にしていることからアル・ナスル退団後は新天地を探すことになると見られている。
その気になる新天地について、スペインメディア『Fichajes.net』はロナウドにとって古巣であるポルトガルのスポルティングCPが有力であると伝えている。プロデビューを飾った思い出のクラブでキャリアの最後を迎えたいというのがロナウドの望みのようだ。

アル・ナスルとの契約満了まで残り約1カ月半。果たしてロナウドはどのような決断を下すのだろうか。

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