サリバは「ガブリエウがいないと、同じ選手に見えない」 相棒不在のなか、調子落とすアーセナルDFに欠けているもの 「偉大なセンターバックとは……」

アーセナルでプレイするサリバ photo/Getty Images

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キャラガー氏が指摘

リヴァプールのOBで現役時代はディフェンダーだったジェイミー・キャラガー氏はアーセナルでプレイするウィリアム・サリバに欠けているものを指摘した。英『Daily Mail』が報じている。

ここ数年で圧巻の成長を見せ、ミケル・アルテタ率いるアーセナルの守備の要として絶対的地位を確立させたサリバ。まだ24歳と若い同選手はすでにプレミアだけではなく、世界トップレベルのセンターバックとして高い評価を集めている。

しかし、ここ最近はパフォーマンスの低下を指摘されることも少なくない。そんななか、キャラガー氏は最近のサリバのパフォーマンスには相棒であるガブリエウ・マガリャンイスの負傷離脱が大きく関係していると自論を展開。さらに次のステップに進むために必要なセンターバックとしての要素を語った。
「センターバックとしてプレイする時、隣にいるガブリエウがリーダーだ。その彼が離脱した時、彼(サリバ)は4バックのディフェンスラインのリーダーになって、自分のプレイだけをするのではなく、選手たちを組織し、チームをまとめる必要がある」

「私にとって、偉大なセンターバックとは、どれだけ上手いか、何ができるかではない。他の選手に影響を与える選手でなければならない。トニー・アダムスやフィルジル・ファン・ダイクを想像してみてほしい。彼らはただ素晴らしい選手なだけではなく、周囲の選手たちを素晴らしい選手にしている」

「それが、サリバにまだ欠けていると思う点だ。ガブリエウがいないと、彼は同じ選手に見えない。それは決して望ましいことではない。もし私がリヴァプールのセンターバックとしてプレイしていて、彼が隣にいないと別の選手のように見えると人々に言われるような状況になったら、恥ずかしいと思うだろう」

キャラガー氏は、ガブリエウとコンビを組んだ時のサリバは文句なしのパフォーマンスを見せるが、他の選手と組んだ時でも変わらぬパフォーマンスを見せるようにならなければならないと語り、さらなる「リーダーシップ」と「影響力」をアーセナルDFに求めた。


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