「目の前の相手を倒すことに集中できた」 鹿島、鬼木監督が初の古巣・川崎Fとの対戦を振り返る 「ただ、試合が終わればやっぱりいろんな思いがある」

鹿島の鬼木監督 photo/Getty Images

逆転勝利を飾った

鹿島アントラーズの指揮官鬼木達監督は古巣である川崎フロンターレとの一戦を試合後の記者会見にて振り返った。

国立で行われたJ1リーグ第16節で川崎と対戦した鹿島。開始早々に失点を許したが、前半ATに船橋佑のゴールで追いつくと、65分には負傷交代を強いられたレオ・セアラの代わりに入った田川亨介のゴールで鹿島は逆転に成功。最後までこの1点を守りきり、6連勝を飾った。

そんなこの試合は今シーズンより鹿島の指揮官に就任した鬼木監督にとっては初の古巣対戦となったが、次のように胸中を明かした。

「試合中はいつもと変わらない。勝つことだけを求めてやっていた。川崎というよりは相手としてずっと戦えたことも自分の中では良かったなと思う。やっぱり変な感情のなかでやるのではなく選手と一緒に目の前の相手を倒すことに集中できた」

しかし続けて、「ただ、試合が終わればやっぱりいろんな思いがある」と、やはり8シーズンで7つのタイトル獲得を成し遂げた川崎には特別な思いがあることも認めた。それでも最後には「自分は鹿島の一員としてここにいるし、優勝するためにここにきた」と新たな章への意気込みを語った。

怪我人続出と心配な状況であるなか、今節の勝利で6連勝中と勢いに乗る鹿島。常勝軍団復活として今シーズンのタイトルへの期待も高まっている。


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