ペップ・シティ、プレミア5連覇への挑戦はもう終わった? 首位と12pt差の現状にフォーデンは「我々はもうタイトル争いから脱落した。チャンスはない」

マンCでプレイするフォーデン photo/Getty Images

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ブレントフォードに2点差を追いつかれる

マンチェスター・シティでプレイするイングランド代表MFフィル・フォーデンは、今シーズンのタイトルレースから脱落したことを認めた。

現在プレミアリーグ4連覇中のシティはペップ・グアルディオラ監督が就任以降、無類の強さを誇り、国内では圧巻の成績を残していた。今シーズンもタイトル候補筆頭と考えられていたが、21試合を終えて、現在は6位に沈んでいる。

特に昨年の11月、12月は勝てない状況が続いたシティ。年末のレスター戦の勝利から公式戦3連勝と勢いを取り戻しつつあるかと思われたが、今節のブレントフォード戦では2点のリードを追いつかれ、引き分けに。首位リヴァプールとの勝ち点差は12ポイントとなっており、さらにリヴァプールは1試合未消化の状態だ。
そんななか、フォーデンはプレミアリーグ5連覇への道は閉ざされたと語っており、CL出場圏内であるトップ4入りが現実的な目標になるだろうと考えているようだ。

「タイトル?それは確実に決まった。我々はそれを分かっているし、バカじゃない。我々はもうタイトル争いから脱落した。チャンスはない。パフォーマンスが十分ではなかった。トップ4入りを目指し、状況を改善しなければならない」

「誰もが我々を倒したがっている。我々はここ数シーズン、常にトップの成績を収めており、対戦相手もそれに備えている。我々は対戦相手と同等、あるいはそれ以上の成績を出さなければならないが、現状ではまだ少し足りない。おそらく、試合数と負傷者の積み重ねが原因だろう。我々は十分なスカッドを揃えているチームではないが、言い訳はできない」

「今シーズンは、これまでのキャリアの中で最も多くのことを学んだ。これほど多くの試合に負けたことはこれまでなかった。まだいい成果を出せると信じている。シーズンが終わったわけではない」(英『THE Sun』より)

チーム全体も不調が続いているが、フォーデン自身も今シーズンは苦戦が続いている。昨シーズンは公式戦53試合で27ゴール12アシストと圧巻の成績を残したが、今シーズンはコンディション不良などもあり、ここまで公式戦24試合で7ゴール3アシストに留まっている。

プレミアここ2試合では3ゴールと調子を取り戻しつつあるが、ペップ・シティの後半戦の巻き返しにはフォーデンの活躍も欠かせないものになることは間違いないだろう。

 

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