6試合で3ゴール1アシスト記録するもフル出場はなし リヴァプールFWジョタはスロットのローテーションを支持 「我々は全員が準備ができている」

リヴァプールでプレイするジョタ photo/Getty Images

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近年は怪我に悩まれてきた

プレミアリーグ5試合を終えて、4勝1敗で2位、CLリーグフェーズ第1節ではACミランに3-1、カラバオカップ3回戦ではウェストハムに5-1で勝利と、ここまではいいスタートを切っているスロット・リヴァプール。

ここまで7試合で3失点の守備陣も素晴らしいが、18ゴールを記録する攻撃陣の好調も注目すべきだ。モハメド・サラーとルイス・ディアスの両翼が絶好調という点も大きいが、最前線のディオゴ・ジョタの活躍も忘れてはならない。ここまでジョタは公式戦6試合で3ゴール1アシストをマーク。6試合すべてでスタメンを飾っており、ダルウィン・ヌニェスとのポジション争いは優勢だ。

そんなジョタだが、6試合すべてにスタメン起用されているものの、まだフル出場はない。60分から80分の間で交代している。好調なだけにフル出場したいという思いがあってもおかしくないが、ジョタはスロット監督のローテーションを支持している。
「我々は、多くのことが起こることを知っているし、可能な限り最高の状態にしておきたいと思っている。選手と(彼らの)負荷の管理にスタッフが取り組んでいることも知っている。まだあまりプレイしていない選手もいるので、(ウェストハム戦は)難しい試合になることはわかっていたが、我々は全員が準備ができていることを示した」

「体力的にも出場時間を増やす必要があり、できれば多くの試合に出場して大きなシーズンを迎える準備ができている。カップ戦で勝ち進みたかった。昨年優勝したので、また優勝したいと思っていた。私がここに来てから、すでに2回優勝している。試合で2点取ったら3点目が欲しくなるし、今シーズンはまさにそれを望んでいる」(『Mirror』より)

タイトルを獲得するためにも選手たちが最高の状態を保つ必要があるとジョタは語り、そのためにもローテーションは必要だと話している。今シーズンはCLも新たなフォーマットになり、例年よりも試合数が増えるため、どのクラブも対策に追われている。

ここまでプレイタイムを管理されているが、これはジョタにとってポジティブなことかもしれない。ジョタは出場すれば、ゴールやアシストという結果をこれまでも残してきたが、近年は負傷に悩まされ、1年を通してのコンディションが不安視されていた。そのためコンディションを保つためにプレイタイムを管理することで、ジョタが1年間プレイできればリヴァプールにとっては嬉しい限りだ。

試合数が増え、より過密日程となる今シーズン。ジョタが言うように総力戦になることは間違いない。怪我などのコンディション面を含めたローテーションはタイトル獲得に向けた1つの鍵となるだろう。


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