アラウホがバルセロナにメンタル回復の休養を求める チェルシー戦の退場で批難が殺到

レッドカードが提示されたDFアラウホ photo/Getty Images

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復帰時期は未定

バルセロナはチャンピオンズリーグのリーグフェーズでチェルシーと対戦し3‐0で敗戦を喫した。この試合で致命的となった場面はやはり44分でのロナルド・アラウホの退場だろう。アラウホは過去2年間のチャンピオンズリーグでも退場や失点に関与するミスをしてきたことによりサポーターから多くの批難を浴びてきたが、今回も同様に非難が殺到している。

その状況の中で現在26歳のアラウホは、様々なストレスから精神的・心理的に回復する時間をバルセロナに求めたと『MUNDO DEPORTIVO』は伝えている。この休養は「必須」と定義づけられており、復帰時期などは定められてはいないが、身体的には問題ないとされている。また、ジョアン・ラポルタ会長は次のように声明を出した。

「私はアラウホを励まし、擁護したい。彼はよく批判されてきたが、それは不公平だと思う。彼はピッチ上で全力を尽くしてきたキャプテンであり、今この瞬間を乗り越えなければならない。彼は感情豊かな人間だ。彼は辛い時期を過ごしてきた。私は彼に伝えたい。私たちは彼と共に、彼がページをめくるべきだと。ここでは私たちは皆勝ち、そして皆が負け、敗北も勝利の責任も一人のものではない」
現代スポーツでは以前に比べて選手に対してインターネットを通じてメッセージを送ることができるようになったことで、直接的な批判と称賛が飛び交うようになり、メンタルヘルスに問題を抱える選手が増えている。クラブや専門家によるサポートやSNSとの向き合い方は現代アスリートにとって最重要の項目と言える。

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