チェルシーが監督交代を決断 双方合意のもと、ポチェッティーノ監督と契約解除を発表

就任僅か1年で退任となったポチェッティーノ監督 photo/Getty images

就任僅か1年で退任に

21日、チェルシーは今季から指揮をとっていたマウリシオ・ポチェッティーノ監督と双方合意の上で、契約を解除することを発表した。

一昨シーズンのプレミアリーグでは12位と低迷していたチェルシーは、昨夏に経験豊富なポチェッティーノ氏を新監督として招聘。しかし、前年に引き続き、大型補強を行うも、成績は向上せず、リーグ優勝の戦線からは早々に脱落していた。一方でFAカップではベスト4、リーグカップでは準優勝とカップ戦では勝負強さを発揮。また、リーグ最終盤では5連勝を飾り、6位フィニッシュで至上命題であった来季のヨーロッパ大会の出場権を獲得していた。

しかし、クラブは21日にポチェッティーノ監督と話し合いを行い、双方合意の上で契約を解除することを決断。スポーツ・ディレクターのローレンス・スチュワート氏とポール・ウィンスタンリー氏は、クラブ公式サイトで「チェルシーの皆を代表して、ポチェッティーノ監督の今季のクラブへの貢献に感謝の意を表したい。彼がいつでもスタンフォード・ブリッジに戻ってくることを歓迎するし、彼の今後のキャリアがより良いものになることを祈っている」とコメントした。
続けてポチェッティーノ氏もクラブ公式サイトを通じて、「チェルシーのオーナーグループとスポーツディレクターの皆さん、チェルシーというクラブの歴史の一部となる機会をいただき、ありがとうございます。今のチェルシーはプレミアリーグとヨーロッパの舞台で更なる成長が期待できるだろう」とコメントしている。

また英メディア『The Telegraph』によると、後任候補は、シュツットガルトのセバスティアン・ヘーネス監督、ジローナのミチェル監督、イプスウィッチ・タウンのキーラン・マッケンナ監督、レスターのエンツォ・マレスカ監督といった、今季結果を残した監督が候補リストに挙がっているようだ。

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