アルダ・ギュレルがレアルで最も学んだことを明かす 「これは僕がここで初めて目にしたものだ」

アラベス戦に出場したギュレル photo/Getty Images

名門が名門たる所以を語る

昨夏にレアル・マドリードへ移籍した19歳の新星は怪我とチーム内の熾烈なポジション争いにより、今季は中々出場機会のもらえないシーズンとなっていた。それでも、リーグ戦で283分という限られた出場時間の中で、4得点を記録するなど確かなポテンシャルを披露しつつある。ラ・リーガ第36節のアラベス戦では2試合連続となるゴールを挙げ、指揮官のカルロ・アンチェロッティからは「ボールはアルダ・ギュレルに恋している」と褒めちぎられるほどのプレイを見せた。

『Kafa Sports』のインタビューで、ヴィニシウス・ジュニオール、ジュード・ベリンガム、ルカ・モドリッチ、ロドリゴといった選手たちとともに練習することがどのようなものか、そしてレアル・マドリードで組まれる試合の本当の激しさについて質問され、ギュレルは次のように答えた。

「選手たちはチャンピオンズリーグで優勝したいと思うことと、その日の小さな試合に勝つということに対して同じ熱量を持っていると言える。これは僕がここで初めて目にしたものだ」
「彼らは皆、集中力と規律を持ってトレーニングに取り組んでいる。これは僕がここで学んだことであり、僕が毎日さらに自分を向上させるのに役立っている。彼らは素晴らしいメンタリティを持っていて、決して敗北を受け入れず、非常に野心的なんだ」

「彼らは常にやる気に満ちていて、毎日チームメイトよりも自分自身に多くを求めている。僕はこの年齢でこのプレッシャーに慣れることができて幸せに感じている」

アラベス戦後、ギュレルはアンチェロッティから与えられた3日間の休みを利用して、体作りを続けているという。自身の『Instagram』のストーリー機能で、「休日はない」というコメントと共にジムでのトレーニングの様子を公開した。

レアル・マドリードにはベリンガムやヴィニシウスといった若く、才能に溢れた選手達があつまっている。その中で、アルダ・ギュレルも名門の看板を担っていくのに相応しいプレイヤーとなることが期待される。

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