退任発表後 “9勝3分”で12戦無敗をキープ バルサMFペドリは指揮官の残留を希望 「シャビ、もう一度考え直して」

復帰後早速アシストを記録したペドリ photo/Getty Images

パフォーマンスを取り戻している

バルセロナを指揮するシャビ・エルナンデスは1月後半に今シーズン限りで監督を退任することを発表した。スペイン国王杯の準々決勝での敗戦やリーグ戦でもレアル・マドリードやジローナに遅れをとっていた中での決断だった。

このニュースは世界中の話題となったが、シャビの退任発表後、チームは12戦無敗をキープしており、9勝3分という結果を残している。CLラウンド16ではナポリに2戦合計4-2で勝利し、4年ぶりのベスト8に進出。さらにラウンド8・1stレグではパリ・サンジェルマン(PSG)に3-2で逆転勝利を果たしている。リーグ戦でも2位に浮上し、チームも復調傾向だ。

そんななか、MFペドリはCLラウンド8・1stレグのPSG戦後、指揮官に残ってほしいと懇願した。
「我々は常に監督と死闘を繰り広げてきた。彼が私たちと一緒にいる限り、それは変わらないだろう。何日も一緒にいられることを願っている。(シャビは)バルサで育ったし、我々は彼が選手だった時のようにクラブを守ろうとしている。シャビ、もう一度考え直して、長く残ってほしいと思う」(英『90min』より)

選手やクラブ上層部はシャビの残留を望んでいるようだが、肝心なシャビ本人は考えを変えることなく今シーズン限りで退任する意志が強いようだ。リーグ戦は首位のレアルと勝ち点差8であり、CLもベスト4進出に向け大きな勝利を飾ったばかりだ。シャビ退任発表後、無敗を続けているバルセロナの勢いはチームにタイトルをもたらすことができるだろうか。

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