4位アストン・ヴィラをハットトリックで蹴散らしたフォーデンはやはり特別 「フィルにはゴールの血が流れている」

ハットトリックを決めたフォーデン photo/Getty Images

驚異的な得点力を発揮

マンチェスター・シティはプレミアリーグ第31節アストン・ヴィラ戦で4-1で勝利を収めた。アーリング・ハーランドとケビン・デ・ブライネがベンチスタートしたこの試合で主役となったのは、得点能力を爆発させハットトリックを達成したフィル・フォーデンだった。

今季のプレミアリーグで14得点目をマークしたフォーデンだが、試合後のインタビューで監督のペップ・グアルディオラはフォーデンのゴール量産のために何をしたのか尋ねられると「フィルにはゴールの血が流れている」とフォーデンの能力の高さを絶賛した。

「セントラルポジションのフィルはゴールセンスがある。あのポジションではゴールもアシストもできる」
「彼は何でもできる。本当にトップクラスの選手だと思う。オープンマインドな選手で、まだ物事に対する集中力を高めなければならないし、時には守備のことで気が散ることもある。でも彼には天賦の才能がある。中央のポジションにいるとき、彼は特別なんだ。彼にはゴールを決める能力があるのだから、起用しなければならない」

また、フォーデンは試合後の『TNT sports』の取材に次のように答えた。

「自分はポケットの中で本当にテクニカルな選手だと思っている」

「ワイドでもその仕事はできると思うけど、僕は中央でやる方が好きなんだ。今年、僕はゲームにのめり込んでいる」

「監督はリズムを見せることと、ゲームをスローダウンさせることについて話していた。以前はとても速く、すべてのアクションにアタックしていた。でも今は、ちょうどいいバランスになってきた」

「中盤でのプレイのあらゆる面に取り組んできたけど、まだ改善すべき点はたくさんあるし、あのポジションではまだ成長途中なんだ」

「僕は今、自分のサッカーを愛しているし、笑顔でプレイし、チームを助けようとしている。自分にはゴールを決める能力があることは分かっているし、今日はそれを証明できたから、とても嬉しいよ」

現在リーグ戦で首位との勝ち点差1を追いかける3位につけているマンCだが、チームのエースと司令塔を欠いてなお、ハットトリックを決めることの出来るフォーデンのような選手がいることが、チームの最大の強みと言える。今後も勝ち点を落とせない緊迫した試合が続くマンCにとって、この試合のように爆発的な得点力をフォーデンが披露することが出来ればチームのタイトル獲得にも近づくことだろう。

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