フランス代表はデシャンの長期政権で“マンネリ化”の懸念も? ポジション安泰な主力組のモチベーションが落ちているとの指摘

デシャンはEUROへ選手のテンションを上げられるか photo/Getty Images

サバイバルの意識は薄くなっているか

今夏のEURO2024本番へ向け、準備を進めるフランス代表。今月の親善試合ではドイツ代表、チリ代表と対戦していて、26日にはチリを3-2で撃破した。

しかし仏『L'Equipe』は、今月の親善試合へフランスの選手たちがモチベーションを欠いていたと取り上げている。本来はEUROへテンションを上げていく時期かもしれないが、代表チームの間では4月に予定されているチャンピオンズリーグ準々決勝へ向けた話題で盛り上がっていたという。

同メディアは一部の選手がモチベーションを欠いている理由について、多くの選手が代表で確固たる地位を築いていることを挙げている。前線ではキリアン・ムバッペ、オリヴィエ・ジルー、ウスマン・デンベレ、マルクス・テュラム、中盤ではアドリエン・ラビオ、オーレリアン・チュアメニ、エドゥアルド・カマヴィンガ、最終ラインではテオ・エルナンデスなど、主要メンバーはある程度固まっている。足首の負傷で今月の親善試合を回避したFWアントワーヌ・グリーズマンもそうだ。
フランス代表では長らくディディエ・デシャン体制が続いているため、チームの柱となる選手が固定されているところはある。次々と優秀な若手は出てきているが、それでもサバイバル色の薄い代表活動が続いているとも言える。ポジションが安泰と考えている選手の中には、親善試合へテンションが上がらない者もいるかもしれない。

今月は23日にドイツ代表と親善試合を戦い、ホームで0-2と敗れた。この敗北に一喜一憂する必要はないが、欧州制覇へモチベーションを高めていくことは重要だ。長期政権が続いてマンネリ感が広がっているならば、デシャンも何か手を打つ必要がありそうだ。

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