“新生”リヴァプールへリチャード・ヒューズのSD就任が発表 最初の仕事はシャビ・アロンソの招聘か?

リヴァプールに大きな変革のときか photo/Getty Images

現在はボーンマスのテクニカルディレクター

リヴァプールは今季終了後にリチャード・ヒューズ氏が新しいスポーツディレクターに就任することを発表した。

英『The Athletic』によると、リヴァプールのオーナーであるフェンウェイ・スポーツ・グループ(FSG)のフットボール部門で最高責任者のマイケル・エドワーズ氏が、現在ボーンマスでテクニカルディレクターを務めるヒューズ氏をヘッドハンティングした形だという。

「2人は、ヒューズが選手、エドワーズがアナリストだったポーツマス時代から20年以上にわたって、仕事でもプライベートでも親交がある。エドワーズはヒューズを業界屈指の経営者の一人と見なしていることが知られており、昨年6月にアンドニ・イラオラをボーンマスの監督に据えたことで、その信頼性が裏付けられた」
同メディアは、ヒューズ氏が6月1日に正式就任すると伝えられたが、実質的にはそれよりも前に水面下で仕事を進めるとの見方を示している。

「彼のタスクは多いが、優先すべきはクロップの後継者を特定し、スカウトすることである。リヴァプールのオーナーは、監督候補に関するさまざまなデータを分析し、監督探しが本格化する前に幹部体制を確立することを常に望んでいた。シャビ・アロンソは広く称賛されており、レヴァークーゼンでの仕事ぶりを考えると、依然として傑出した候補である。元リヴァプールのMFは、バイエルン・ミュンヘンからも狙われている。ヒューズはシャビ・アロンソの代理人イニャキ・イバニェス氏と良好な関係を築いており、イバニェスはボーンマスのアンドニ・イラオラの代理人でもある」

クロップ退任後の新シーズンに向けて徐々に新体制を整えつつあるリヴァプール。まだ今季は終わってはいないものの、“新生”リヴァプールへ期待感の持てる人事であることは間違いない。

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