“2000万ユーロ”は大バーゲンだった? ACミランで輝きを取り戻したロフタス・チークは完全復活を果たした

ACミランで躍動するロフタス・チーク photo/Getty Images

今季は8ゴール2アシスト

昨夏にチェルシーからACミランに移籍を果たしたMFルベン・ロフタス・チーク(28)はかつての輝きを取り戻しつつある。

チェルシーの下部組織出身の同選手は2014年にトップチームデビューを飾ると、クラブの将来を期待される選手となった。マウリツィオ・サッリが率いた2018-19時代はチームの要として公式戦10ゴール5アシストをマークしていたが、その後は怪我の影響もあり、なかなか絶対的な選手になるまでには至らなかった。

約2000万ユーロほどでミランに加入した同選手だが、ここまでの活躍は見事でお買い得だったと考えられている。英『Daily Mail』は「彼は夏にニューカッスルに移籍したサンドロ・トナーリに代わって、中盤の中心だけでなくロッソネリファンの中心にもなった完璧な選手だ」と、称賛している。
チェルシー時代と役割が変わり、より自由にプレイできるようになったロフタス・チークはここまで公式戦32試合に出場し8ゴール2アシストをマークしている。191cmの大型MFはより攻撃的となっており、ダイナミックなドリブルやゴール前での脅威はミランの武器となっている。

同メディアは、ジョーダン・ヘンダーソンとカルヴィン・フィリップスの代わりにイングランド代表のスタメンに名を連ねるべき選手だとも伝えており、ガレス・サウスゲイト率いるイングランド代表での同選手の活躍にも期待している。

新天地で完全復活を果たし、かつての輝きを超えるかのようなパフォーマンスを見せているロフタス・チーク。ミランの中心選手となった今、イングランド代表でも中心選手として躍動する時が来ている。

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