最後の勝利は “2012年”まで遡る? 鬼門「アンフィールド」はアーセナルが乗り越えなければならない最大の試練か

昨季も激しい戦いを見せた両チーム photo/Getty Images

リヴァプールとの大一番

プレミアリーグ第18節の注目カードであるリヴァプール対アーセナルの一戦。

17試合を終えて、12勝3分2敗で首位にたつアーセナルと11勝5分1敗で2位にたつリヴァプールとの一戦だ。アーセナルが35得点15失点なのに対し、リヴァプールは36得点15失点となっており、どちらも素晴らしい成績をここまで残している。

首位攻防戦となるこの試合を英『Daily Mail』は、アーセナルが超えなければならない最大の試練と伝えている。なぜアーセナルにとって最大の試練になるかというと、アーセナルはリヴァプールのホーム、アンフィールドでのリーグ戦で11年間勝てていないからだ。
最後のアーセナルの勝利は2012年にまで遡り、その後10試合を戦っているが、3分7敗となっている。またその10試合では34失点を許しており、まさにアーセナルにとって「鬼門」となっている。

昨シーズンのアンフィールドでの試合は、FWガブリエウ・マルティネッリとFWガブリエウ・ジェズスのゴールで2点のリードを確保するも、41分にMFグラニト・ジャカとリヴァプールDFトレント・アレクサンダー・アーノルドの小競り合いからスタジアムの雰囲気は一変。

アーセナル優勢だった試合だが、そこからはリヴァプール優勢の流れに変わり、最終的にFWモハメド・サラーとFWロベルト・フィルミーノにゴールを許し、2-2の引き分けに終わった。

アンフィールドの雰囲気は特殊であり、どんな強豪クラブでもそこでリヴァプールに勝つのは至難の業だ。しかし、今季のアーセナルは2015年12月以来、15試合ぶりにマンチェスター・シティに勝利を収めたりするなど今までとは違う一面を見せている。

20年ぶりのプレミアリーグタイトル獲得のためにも、鬼門「アンフィールド」は超えなければならない壁だ。アルテタ・アーセナルは鬼門で2012年以来となる勝利を収めることができるのか。

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