将来は “プレミアを代表するGK”へ 次世代のイングランド代表守護神がプレミアの舞台で見せる成長

バーンリーの守護神トラフォード photo/Getty Images

今シーズンよりバーンリーでプレイ

現在プレミアリーグ16試合を終えて、2勝2分12敗で19位に沈むバーンリー。ヴァンサン・コンパニは監督キャリア初のプレミアリーグで苦戦している。

しかし、そんなバーンリーで輝きを見せているのがイングランドU-21代表の守護神であるGKジェイムス・トラフォード(21)だ。12歳からマンチェスター・シティに所属したトラフォードだが、トップチームでの出番はなかった。

アクリントン・スタンリーやボルトン・ワンダラーズへのレンタル移籍を経て、今夏にバーンリーへと完全移籍を果たした同選手。6月にはUEFA U-21欧州選手権2023では全6試合でクリーンシートを記録し、20大会ぶり3度目の優勝に大きく貢献した。
ここまではリーグ戦すべての試合でスタメンフル出場を果たしており、バーンリーの守護神の座を掴んでいる。失点数は34とリーグで2番目に多いが、トラフォードはプレミアリーグ公式のデータによると、60セーブを記録しておりこれはリーグ4番目に多い数字だ。

トラフォードでなければ、もっと失点数が増えていた可能性もあったバーンリー。16節のブライトン戦でも同選手は10セーブを記録しており、勝ち点1の獲得に大きく貢献。英『Daily Mail』でもトラフォードの活躍を称賛している。

「21歳のトラフォードは、トップリーグの厳しい洗礼の中で批判にさらされてきたが、その勇姿はシティで高く評価されていた理由を裏付けるものだった。バーンリーが勝ち点1を獲得するには、彼の10セーブが不可欠だった」

初のプレミアリーグ挑戦となるトラフォード。世界屈指のストライカーやアタッカーを擁するリーグで奮闘を続けている。プレミア屈指のGKへと成長が期待されるトラフォードの活躍に注目だ。

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