「マドリーは久保を買い戻すべき」 メッシの姿重なる久保は22歳で“特別な領域の選手”となった

マドリー相手に成長の証を見せた久保 photo/Getty Images

リーガの主役の1人と言っていい

17日に行われたリーガ・エスパニョーラ第5節にて、久保建英の所属するレアル・ソシエダはアウェイでレアル・マドリードと対決。この一戦には日本のサッカーファンも注目していたことだろう。成長著しい久保がリーガ2強の一角であり、古巣のマドリー相手にどんなパフォーマンスを見せてくれるのか。

そのパフォーマンスは圧巻の一言だった。特に前半はソシエダがチームとしてゲームを支配し、久保は得意の右サイドからチャンスメイクを連発。前半5分にいきなりバレネチェアのゴールをアシストすると、その5分後には右サイドからカットインして左足で強烈なシュートを叩き込んだ。これは味方がオフサイドポジションにいたためノーゴールとなったが、世界の度肝を抜く一撃だ。

その後も巧みなトラップでマドリーのベテランMFトニ・クロースを突破したり、もう1つクロースの股間を抜くオシャレなドリブルもあった。試合は後半にギアを上げたマドリーが2ゴールを奪って2-1と逆転勝利を収めたが、久保のパフォーマンスは間違いなくソシエダの中でNo.1だった。
SNS上でも久保のパフォーマンスに称賛の声が溢れており、「マドリーは久保を買い戻すべき」、「前半の彼はずっとマドリーを料理していた」など、かなりのインパクトを与えたようだ。その姿は本当にリオネル・メッシと重なるところもあり、マドリーのトッププレイヤーたちをあっさりとドリブルで剥がしてしまうテクニックは特別な領域に入りつつある。

22歳を迎えた久保が急激に成長しているのは確かで、もはやリーガ・エスパニョーラの中心選手と言っていいだろう。

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