怪我多すぎた7年間 2000分以上プレイできたのが1シーズンだけだったバイリーのマンU生活

今夏にバイリーはトルコへ photo/Getty Images

怪我さえなければマンUの守備を支える番人となれたはず

マンチェスター・ユナイテッド加入から7年。怪我に苦しみ続けてきたセンターバックがついにマンチェスターを去った。

今夏にトルコのベシクタシュに完全移籍したのは、DFエリック・バイリーだ。

バイリーは2016年にビジャレアルからユナイテッドへ加わった選手で、当時は身体能力の高さもあって期待されていた。
その年のユナイテッドにとっては目玉補強の1人だったのだが、バイリーの7年間は怪我との戦いだった。加入初年度の2016-17シーズンこそ主力としてプレイしたが、2年目からは足首と膝の故障に悩まされる日々が続いた。

その間もユナイテッドはセンターバックの補強を続け、バイリーはポジションを失った。昨季はフランスのマルセイユにレンタル移籍していたが、今夏に完全移籍でユナイテッドを離れることとなった。

振り返れば、ユナイテッドで2000分以上プレイできたシーズンは最初の2016-17シーズンだけだ。好調時は自慢のスピードを活かしたパワフルな守備が効いていたのだが、稼働率には問題がありすぎた。

まだ29歳と中堅世代の選手で、今頃はユナイテッドの最終ラインを統率する立場になっていても不思議はなかった。本人にとっても悔しいユナイテッドでの挑戦となったことだろう。

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