バルサはブラジルの神童待ちきれぬ 国内19ゴールと好調の新怪物に集まる期待「ヤマルとの組み合わせを想像してみるといい」

アトレチコ・パラナエンセで活躍するロッキ photo/Getty Images

バルサで若き攻撃陣完成への期待

リーガの2強レアル・マドリードとバルセロナは、同じ楽しみを抱えている。バルセロナはアトレチコ・パラナエンセに所属する18歳のブラジル人FWヴィトール・ロッキが2024年に合流予定で、レアルはパルメイラスに所属する16歳のブラジル人FWエンドリックが同年に合流予定となっており、ブラジルの若き才能2人に大きな期待がかかっているのだ。

両者とも成長段階だが、現時点で結果を残しているのはロッキの方だ。今季アトレチコ・パラナエンセで見事なパフォーマンスを披露しており、全コンペティションを合わせ40試合で19ゴール8アシストと圧巻だ。これで18歳と考えれば見事な数字と言えよう。

チームは惜しくもベスト16で敗れたが、南米の頂点を決めるコパ・リベルタドーレスでも4ゴールを決めているところが頼もしい。
ロッキの合流を待つバルセロナでは他にも若手の活躍が目立っており、最近は16歳のFWラミン・ヤマル、20歳のMFフェルミン・ロペスらが話題を振りまいている。

SNS上では、「今ロッキがバルサに欲しい」、「彼とヤマルの組み合わせを想像してみるといい」など、早くも若き才能が前線に揃う来季の構想が話題となっている。

現在のバルセロナではベテランFWロベルト・レヴァンドフスキが前線からチームを引っ張っているが、レヴァンドフスキも35歳。世代交代のタイミングは近づいており、ロッキがそのままセンターフォワードで機能するならば言うことなしだ。

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