“4000万ポンド”でも大バーゲン? ティンバー加入でアーセナルの最終ラインは万能集団に

オランダ代表でもプレイするティンバー photo/Getty Images

守備の選択肢はかなり増える

13日、アーセナルはアヤックスからDFユリエン・ティンバーの獲得を発表した。オランダ代表でもプレイしているティンバーの加入は大きなプラスとなるだろう。

移籍金は4000万ポンドとされているが、アーセナル専門サイト『Pain In The Arsenal』はこの価格もバーゲンに感じると興奮気味だ。

「ティンバーはおそらくアルテタのサッカーに合った選手だ。多才でアグレッシブ、身体能力が高く、テクニックもある。アーセナルにおける彼のポジションは無限の可能性があり、彼の柔軟性からホワイト、サリバ、ガブリエウ、ジンチェンコらは皆それぞれのポジションで1番手を守れるか気にすることだろう。現段階でティンバーは右サイドバックに入ると予想されているが、4バックのどこにでも配置される可能性がある」
ベン・ホワイト、冨安健洋、今回獲得されたティンバーもそうだが、センターバックとサイドバックの両方をこなせる選手が多いのも特長的だ。ミケル・アルテタ率いるアーセナルは4バックが基本ではあるが、ティンバーの加入から3バックを1つの選択肢とすることもできる。それほど最終ラインの層は厚くなったと言えるのではないか。

冨安にとってはライバルだが、チャンピオンズリーグの戦いも考えれば選手層は必要だ。熾烈なレギュラー争いはチームに良い刺激を与えるはずで、守備がどこまで強化されるのか楽しみだ。

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