世界最高の選手の1人であるリオネル・メッシの来シーズンの去就は世界中の注目の的だ。
2021年にPSGに移籍したメッシだが、PSGでの最後の試合でパリのサポーターからブーイングを浴びた。今シーズンはリーグで16ゴール、16アシストを記録したが、来シーズンどこのチームでプレイするのかはまだ決まっていない。そんなメッシはサウジアラビアやアメリカへの移籍報道も多い中、古巣であるバルセロナの復帰も噂されている。
そんななか、スペイン『as』や英『Daily Mail』など複数のメディアが、メッシの父親であり代理人であるホルヘ・メッシ氏がバルセロナの会長であるジョアン・ラポルタ氏と会談したことを報じている。会談後にホルヘ氏は「レオはバルセロナに戻りたいと思っているし、私は彼がバルサに戻るのを見たいと思っている」「バルサの移籍は確かな選択肢だ」とコメントしており、バルセロナへの復帰の可能性を示唆した。
深刻な財政難に陥っているバルサにとってはメッシ復帰には給与面だけではなく、様々な障害があることが予想される。しかし、指揮官であるシャビ・エルナンデスをはじめ、多くのバルサ選手がメッシの復帰を望んでいる。
35歳のメッシは年齢的に考えてもキャリア終盤である。華々しいキャリアをバルサで終えることができればこれ以上にない幕の下ろし方になる。一時代を築いたメッシの行方はどうなるのだろうか。