プレミアでは未だ“3ゴール”のみ ウェストハムで苦しむ伊代表FWスカマッカにユーヴェ、インテルが関心か

直近のラルナカ戦ではゴールを決めた photo/Getty Images

1年目から大活躍とはいかなかった

イタリアへの帰還もありえそうだ。現在ウェストハム・ユナイテッドでプレイしている24歳のイタリア代表FWジャンルカ・スカマッカの獲得にユヴェントスなどが関心を抱いているという。

昨季はサッスオーロでリーグ戦16ゴールという結果を残し、シーズン終了後に最大3550万ポンド(約57億円)と言われる移籍金でウェストハムへと移ったスカマッカ。しかし、プレミアリーグでは未だ3ゴールとやや苦戦しており、今年に入ってからは負傷離脱も経験。2月下旬に復帰したが、そこからリーグ戦4試合連続未出場と厳しい現実に直面している。

そんなスカマッカに興味を示しているのがユヴェントスだ。英『Daily Mail』によると、彼らはFWドゥシャン・ヴラホビッチやFWモイーズ・キーンが退団した場合、その後釜にスカマッカを考えているという。また、FWエディン・ジェコに退団の可能性が出てきているインテルも彼の動向を注視しており、争奪戦が繰り広げられる可能性もあるようだ。
一体なぜスカマッカは怪我から復帰した後、出番を増やすことができていないのか。同メディアによると、ウェストハム指揮官のデイビッド・モイーズ監督はこのようなコメントを残している。

「彼の身体的なデータが現状よりももっと良くなければならないことを我々は理解している」

「マキシ(マクスウェル)・コルネの方が相手の背後を突くことができると考えていた。マキシはジャンルカよりもそういったプレイを見せていた。ジャンルカは自分を取り戻さなければならない」

それでも17日に行われたUEFAヨーロッパカンファレンスリーグベスト16のAEKラルナカ戦2ndレグではスカマッカが久々に先発出場を果たしており、先制ゴールを決める活躍を披露している。まだまだウェストハムで地位を高めていくことも可能なはずだが、彼の行く末はどうなるのか。

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