バルセロナは今シーズン、ラ・リーガで驚異的な通算クリーンシート数と失点数を誇っている。
バルセロナは今シーズン、ラ・リーガでは6失点と堅守が光っている。5日に行われたセビージャ戦でも3-0とクリーンシートでの勝利を果たした。これによりバルセロナは今シーズンのラ・リーガでの通算クリーンシート数が15回となった。
バルセロナの守護神であるマルク・アンドレ・テア・シュテーゲンのスタッツを見れば守備の良さは一目瞭然で、ラ・リーガでの1試合あたりの失点数が0.3点、クリーンシート率が75%と圧巻の数字を叩き出している。
そんな中、テア・シュテーゲンはセビージャとの試合後、チーム全体の守備意識について称えた。西メディア『Mundo Deportivo』が報じた。
「僕たちは間違いなく上手くやれている。首位にいるのは決して偶然なんかじゃない。特に守備が良い感じなんだ。個人に対応させたり、最終ラインに任せっきりではなく、11人全員が守備意識を持っている」
また相手の鋭いカウンターへの対策にも言及した。
「カウンター対応? そうだね。その対応は不可欠だ。敵陣に人数を割けばカウンターのリスクは増える。それを回避するために、あらかじめ後ろの位置取りをしっかりしていれば、相手にとっても難しくなるだろう。GKとしてはこういった部分もチームに感謝しているんだ」
チーム全体が守備の意識を持ち、現在、欧州5大リーグで最小失点であるバルセロナ。ラ・リーガの歴代最小失点記録である93-94シーズンのデポルティーボGKフランシスコ・リアーノ氏の18失点を塗り替えることはできるか。バルセロナの守備にも注目が集まる。