今冬での移籍は確実だと思われていたハキム・ツィエク。放出候補となっていたアタッカーは実際に移籍直前まで迫ったものの、最終的にはチェルシー側のミスで破談となってしまった。
今冬の移籍最終日にツィエク獲得目前に迫っていたのはパリ・サンジェルマンだった。英『BBC』によれば両クラブがすでに合意し、メディカルチェックまで済ませてあとは書類だけという状況になっていた。しかしチェルシー側はPSGに送った書類に不備があり、なかなか移籍を完了させることができず。最終的には3回も間違えた挙句に期限に間に合わず、移籍が確定することができなかった。
ツィエク本人もパリに到着しており、あとは完了して発表を行う状況だったが、ロンドンへとんぼ返りとなってしまうなど、移籍を希望していたツィエクとしてはショックも大きいことだろう。
その後、PSGはチェルシー側に非があるとしてフランスプロサッカーリーグ連盟に控訴を行ったものの、却下されてしまい移籍は完全に消滅した。今季はミハイロ・ムドリクやエンソ・フェルナンデスなど獲得で大きな動きを見せたチェルシーだが、放出面ではミスが散見する結果となってしまった。