ヘンダーソン32歳、ファン・ダイクは31歳 「クロップは年齢が彼のチームの欠陥になっていると……」

今季はリヴァプールで苦しい時間が続くクロップ photo/Getty Images

リヴァプールで気になる年齢問題

最近は30代後半に入ってもトップパフォーマンスを維持する選手が増えており、以前に比べると年齢は問題ではなくなってきた。しかし、基本的には年齢を重ねたことでパフォーマンスの質が落ちる選の方が多いと言える。

今季調子の上がらないリヴァプールについて英『Daily Mail』は、「クロップは年齢が彼のチームの欠陥になっていることを受け入れない場合、タイトルへの挑戦は終わる」と指揮官ユルゲン・クロップに警告を発している。

チームの主軸を担ってきたMFジョーダン・ヘンダーソン(32)、チアゴ・アルカンタラ(31)、DFフィルジル・ファン・ダイク(31)、ジョエル・マティプ(31)、FWロベルト・フィルミーノ(31)、モハメド・サラー(30)、MFファビーニョ(29)らが中堅からベテランの世代に入っているのは見逃せないところで、ユルゲン・クロップの求めるハイテンポなフットボールには全員のハードワークが欠かせない。運動量やスプリントの部分で年齢の壁が出てくるところはあるかもしれない。
FWディオゴ・ジョタ(26)、ルイス・ディアス(25)が負傷離脱しているのは痛いが、近年マンチェスター・シティと熾烈な優勝争いを繰り広げてきたとは思えぬ大苦戦が続いている。5日にはブレントフォードにも1-3で敗れてしまい、今季はトップ4入りも危うい。

6位に沈んでいるリヴァプール復活のカギは若返りにあるのか。それとも、ベテランをまだ信頼し続けるべきなのか。世代交代のタイミングが近づいているのは間違いなく、それが少し遅れたことも今季苦戦している理由か。ヘンダーソンやファン・ダイクらは近年のチャンピオンズリーグ制覇やプレミアリーグ制覇に欠かせなかった中心選手だっただけに外しづらいが、クロップはチームを立て直せるか。

記事一覧(新着順)

電子マガジン「ザ・ワールド」No.292 最強ボランチは誰だ

雑誌の詳細を見る

注目キーワード

CATEGORY:コラム

注目タグ一覧

人気記事ランキング

LIFESTYLE

INFORMATION

記事アーカイブ