プレミアリーグを支配するのは今後もマンチェスター・シティとなりそうだ。
英『The Athletic』によると、ジョゼップ・グアルディオラがシティとの契約延長にサインしたと報じている。現契約は今季までとなっていたが、新たに2025年までの2年契約を結んだという。現在行われているワールドカップ・カタール大会の裏でシティとペップは話し合いを行っていたようだ。
シティのペップ政権は16-17シーズンから始まった。現レアル・ベティス指揮官のマヌエル・ペジェグリーニからチームを引き継ぎ、初年度は無冠で終えたが、その後はリーグタイトルやFAカップ、カラバオカップと継続してタイトルをチームにもたらしている。
今季でペップ政権は7年目であり、残りの2シーズンも契約を全うすれば9年間シティを率いることになる。元アーセナルのアーセン・ベンゲルや元マンチェスター・ユナイテッドのアレックス・ファーガソンほどの長期政権を築くのは難しいかもしれないが、どこまでペップがシティの監督をするのかは今後の注目ポイントになる。
ペップがシティでまだ成し遂げていないのはただ一つ、CL制覇だ。近年こそCLで好成績を残せているが、一時期は8強の壁を越えられずレアル・マドリードをラウンド16で倒すも、次のラウンド8でリヨンに敗れた年もある。今季のラウンド16はライプツィヒとの対戦が決まっており、今季こそビッグイヤー獲得となるのか。
アーリング・ハーランドという素晴らしいストライカーを獲得し、指揮官との契約も無事延長となりそうなシティ。非常に順調であり、今後のシティに期待したい。