冨安健洋が“エース封じ”を完遂も…… 後半に2失点でPSVに完敗したアーセナルがEL初黒星

冨安が先発した photo/Getty Images

デ・ヨングが1得点1アシスト

UEFAヨーロッパリーグのグループステージ第5節でPSVとアーセナルが対戦した。

アーセナルは前回対戦に続き、冨安健洋は右サイドバックで起用。PSVのエースであり左サイドハーフに入っているコーディ・ガクポ封じに期待が寄せられた。

19分にアーセナルの最終ラインを抜け出したガクポがゴールネットを揺らすものの、オフサイドの判定に。36分にもガクポが斜めの動き出しを見せ、裏のスペースを突かれるものの、マークに付く冨安が自由にさせず。
アーセナルも38分に冨安がヘディングでマルティネッリへとパスを通すと、最後はボレーでフィニッシュもバーの上に外れてしまう。また42分には、左サイドからの対角線のロングボールにアンワル・エル・ガジが落とし、シャビ・シモンズが個人技からゴールを決めるものの、エル・ガジのオフサイドで、これもオフサイドでノーゴールとなる。

スコアレスで前半を終了すると、PSVは後半からルーク・デ・ヨングを投入。すると55分にはロングボールからデ・ヨングが収めてヨエイ・フェ―ルマンが先制ゴールを決める。さらに62分にはCKからデ・ヨングが自ら決めて追加点。飛び出したアーロン・ラムズデールはボールを触ることができずPSVが2点差と広げた。

アーセナルはその後、ガブリエウ・ジェズスらを投入して猛攻を仕掛けるものの、ゴールを奪うことはできず。冨安健洋は74分に途中交代。試合はこのまま2-0でPSVが勝利。アーセナルは今大会初黒星を喫し、勝点差を2に詰め寄られた。

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