アーセナルに宿った“勝利のメンタリティ” 守護神ラムズデールがチーム状態の変化を語る

今季もビッグセーブでチームを救っているラムズデール photo/Getty Images

2016-17シーズン以来、CL出場から遠ざかっているアーセナル

代表ウィーク明け最初の試合となったトッテナムとの大一番を3-1の勝利で終えたアーセナル。チームの守護神を務めるGKアーロン・ラムズデールは現在のチームが持つ勝利のメンタリティを称賛している。
 
先月5日に行われたマンチェスター・ユナイテッド戦は3-1で落としてしまったものの、それ以外の試合には全て勝利している今季のアーセナル。1日に行われたトッテナムとのノース・ロンドン・ダービーでも勝利を収め、リーグ戦成績を7勝1敗とし、勝ち点21でリーグ首位をキープしている。
 
英『The Athletic』によれば、ラムズデールはチャンピオンズリーグ出場権を逃した昨季の悔しさが今季の好調に繋がっていると考えている模様。彼のコメントからはチーム状態の良さが窺える。
 
「この勝利のメンタリティをもたらしたのは、新加入の選手だけじゃない」
 
「僕たちはみんな、昨シーズンの終わりから燃え盛る炎を心の内に秘めている。昨シーズン終盤の経験が、チームスピリットとメンタリティを高めているんだ」
 
「代表戦の影響でプレシーズンには2週間遅れで参加したんだけど、チームに戻ってきたその日、トレーニングのレベルが上がっていることに気づいた。みんなお互いに強く要求し合っていて、トレーニングはより競争が激しくなっていた。以前はトレーニング内で負けると秩序を乱す選手もいたんだけど、今は集団になっている。トレーニングが終わってロッカールームに戻ると、ちょっとした冗談の言い合いが起こるんだけど、とても良い雰囲気だと思う。チームのスピリットが本当に本当に強くなっているからね」
 
昨季のアーセナルはリーグ戦ラスト3試合のうち、トッテナム戦とニューカッスル・ユナイテッド戦の2試合を落としてしまい、順位が4位から5位へと転落。あと一歩のところでCL出場を逃していた。
 
ラムズデールの言う通りであれば、今季のアーセナルは同様の状況に陥ってもかなりの確率で勝ちを拾うことができるはず。この調子を維持したまま昨季はなかった粘り強さも見せ、なんとしてでもリーグ戦トップ4フィニッシュを決めたいところだ。

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