レヴァンドフスキ失ってもバイエルンは強し バルセロナはゲーム支配も決定力欠き敗戦。直接対決は5連敗

攻守両面で躍動したリュカ・エルナンデス photo/Getty images

バイエルンが意地を見せた

CLグループステージ第2節バイエルン・ミュンヘン対バルセロナの一戦が行われた。

この2クラブは昨季もCLのグループステージで同組となっており、その時は2試合ともに3-0とバイエルンが快勝を収めている。

しかし夏の大型補強での後押しもあって前半はバルセロナがやや優勢だった。どちらかが主導権を握ったわけではないが、バルセロナの新エース、ロベルト・レヴァンドフスキに3度のビッグチャンスが訪れる。だがどれもバイエルンの守護神マヌエル・ノイアーを越えてゴールネットを揺らすことはできない。
後半に入りスコアが動く。バイエルンが左サイドからのコーナーキックを獲得すると、その流れからリュカ・エルナンデスが頭で合わせ、ホームチームが先制に成功する。

前半多くのチャンスを生み出していたのはバルセロナだったが、後半はバイエルンが相手ゴールに迫る回数を増やした。54分セルヒオ・ブスケッツの脇のスペースを使い、ジャマル・ムシアラが中盤のフィルターを突破する。その流れから最後はレロイ・サネがマルク・アンドレ・テア・シュテーゲンとの一対一を制し、2-0と大きなリードを得る。

その後スコアは動かず2-0でバイエルンが白星を獲得した。ゲーム全体を見ればバルセロナが試合を支配していたが、決定力があるバイエルンに分があった。レヴァンドフスキを失い得点力は下がったはずだが、2ゴール挙げ見事勝利を掴んだ。

これでバイエルンは対バルセロナ5連勝だ。昨季ほど圧倒的な勝利ではなかったが、チャンスを確実に仕留めており、強さを見せつけている。リーグ戦では直近3ゲームすべて引き分けだったが、これで再び勢いを増すことになるか。

バイエルン・ミュンヘン 2-0 バルセロナ

[得点者]
50分 リュカ・エルナンデス(バイエルン・ミュンヘン)
54分 レロイ・サネ(バイエルン・ミュンヘン)

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