「夢の目的地」「断ることはできない」 ヤング・タレントがこぞって口にするアーセナルへの移籍願望

アーセナル行きを希望するヨナス・ウィンド photo/Getty images

プレミアでも有数の勢いあるクラブだ

長く続いたアーセン・ベンゲル体制が幕を閉じ、その後は不安定となったが、現在はミケル・アルテタで安定感を得ているアーセナル。2季連続での8位フィニッシュから昨季は脱し、現在はプレミアリーグ首位と好調を維持している。

今のアーセナルはクラブの格だけでなく、強さも兼ね備えるチームになった。まだプレミアでは6試合しか消化されていないが、5勝1敗と素晴らしい成績を残しており、輝きを取り戻しつつある。それは選手が口にする言葉からも伝わってくる。

「将来のことを考えた時、そこ(アーセナル)が夢の目的地になる。昔から好きなクラブだったので」
英『90min』では現在ブンデスリーガのヴォルフスブルクでプレイするFWヨナス・ウィンドがアーセナルへの思いを語っている。デンマーク代表の23歳で、前所属のコペンハーゲンでは20-21シーズンに15ゴール8アシストを記録したストライカーだ。190cmの長身が強みであり、ヴォルフスブルクでも同様の数字を残せばアーセナルが獲得に動くか。

また以前から獲得が噂されているシャフタール・ドネツクのミハイロ・ムドリクもアーセナルへの移籍の可能性が浮上した際に「断ることはできない」と移籍に前向きな発言をしている。

夏の移籍市場でアーセナルが逃したドウグラス・ルイスもまたアーセナル移籍に前向きなようだ。英『Football365』によると、ブラジル代表MFは友人に「アーセナルへ行きたい」と自身の希望を伝えたようだ。アーセナルは夏の移籍市場で3度のオファーを提示したが、断られている。同紙によるとアーセナルはまだルイスに興味を持っており、冬の移籍市場で再びアタックする可能性があるようだ。

プレミアでは03-04シーズン以来となるリーグ優勝を目指すアーセナル。現状では3人のヤング・タレントがアーセナル加入を希望しており、優勝となればさらに希望者は増えることになりそうだ。

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