久保建英の相棒はまたしても190cm越えの巨人? レアル・ソシエダにやってくるセルロートとは何者か

昨季もレアル・ソシエダでプレイしたアレクサンデル・セルロート photo/Getty images

昨季もラ・レアルでプレイしている

プレミアリーグのニューカッスルがアレクサンデル・イサクの獲得を発表した。移籍金はクラブレコードの6300万ポンドで、契約期間は具体的に明かされていないが、長期的なものになるようだ。

夏の移籍市場が残り1週間を切った段階でレアル・ソシエダはチームのエースを失うことになった。センターフォワードとして開幕から2戦に出場しており、バルセロナ戦ではゴールを奪っている。

代役候補としてリヨンのムサ・デンベレやフリーのエディソン・カバーニの名が挙げられているが、西『EL DIARIO VASCO』によると、ライプツィヒのアレクサンデル・セルロートになるようだ。同紙では、すでにセルロートはサン・セバスティアンに到着しており、正式な獲得の発表は時間の問題になると報じている。買い取りオプションなしのシーズンローンであり、今季は彼がセンターフォワードの主軸となる。
ノルウェー代表の長身ストライカーで、194cmと2m近いサイズの持ち主だ。26歳とそれほど年齢は重ねていないが、プロデビューは複数のクラブでプレイしており、クリスタル・パレス時代にはプレミアリーグも経験している。ライプツィヒに所属しており、昨季はラ・レアルにローンで出され44試合で8ゴール1アシストを記録している。

チームへの適応は問題ない。ラ・レアルではプレイタイムを得ており、ゴールも決めている。セルロート本人もローン時に残留を希望しており、「まだ1年足らずだけど、このクラブを気に入っているんだ。ファンが本当に素晴らしい」と独『Kicker』に語っていた。

セルロートの武器はそのサイズだが、足元のスキルも高く自身での突破やチャンスメイクもできる万能なFWである。中央最前線だけでなくライプツィヒ時代は左サイドのアタッカーとして起用されており、新境地を開拓した。そのためゴール前にとどまるだけでなく、動き回ることもあり、久保建英と組み合わせた際にどのような化学反応が見られるのか注目だ。

昨季はイサクの存在もあってラ・レアルでは絶対的な選手ではなかったセルロート。そのイサクはニューカッスルへステップアップしており、ストライカーとして1番手になると予想される今季はどこまでゴール数を増やすことができるのだろうか。

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