三笘薫にスタメンのチャンスはあるか? エストゥピニャン加入にライバルが得点でブライトンの左WBの先発争いがさらに激化

三笘のさらなる活躍に期待したい photo/Getty Images

トロサールはシャドー起用も

ユニオン・サン・ジロワーズでの活躍が認められ、今季からブライトンへと復帰した三笘薫。プレミアリーグで2試合に途中出場するものの、スタメンに名を連ねるまでには至っていない。特にブライトンの左ウイングバックはかなり層が厚くなっているのだ。

今季も[3-6-1]のシステムで戦うブライトンにおいて、途中出場での2試合で三笘は左ウイングバックで起用されている。しかしこのポジションには、昨季プレミアリーグで34試合8ゴールを記録しているレアンドロ・トロサールが先発に名を連ねており、開幕からの3試合も彼がスタメンの座を勝ち取っている。

三笘のデビュー戦となった第2節のニューカッスル戦では、そのトロサールに代わって途中出場し、自身の持ち味であるドリブル突破でチャンスを作るなどアピールできた三笘だが、さらにチームは左ウイングバックの強化に出る。
ニューカッスル戦後にビジャレアルから左サイドバックを務めていたペルビス・エストゥピニャンを獲得。第3節のウェストハム戦でベンチ入りを果たすと、アダム・ララーナに代わって63分に途中出場し、トロサールがシャドーの位置に入る形に変更する。その3分後にトロサールが得点を決めるなど、グレアム・ポッターの采配が勝利に大きくつながった。

トロサールの活躍に加え、昨季UEFAチャンピオンズリーグでベスト4まで進出したエストゥピニャンの加入はチームにとっては大きな戦力だが、三笘にとってはライバルが増えたことになる。得点力でブライトンを支える男との戦いから先発の座を巡る三つ巴の争いへと発展。三笘はこの状況で自身の存在感をアピールすることはできるのだろうか。

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