カゼミロ移籍で中盤からはじき出されるのは誰? ユナイテッドの生え抜きMFにエヴァートンらプレミア4クラブが興味

出場機会の減少が予想されているスコット・マクトミネイ photo/Getty images

昨季はキャリアハイのプレイタイムを記録した

ブラジル代表のカゼミロ獲得を発表したマンチェスター・ユナイテッド。昨季から問題視されていた中盤の質を改善できる守備的MFで、セレソンで共にプレイするフレッジとのコンビ形成が期待される。

英『talk SPORT』によるとこのカゼミロ獲得でポジションを失うのはスコット・マクトミネイとなるようだ。同紙によれば近年マクトミネイのパフォーマンスには批判が多く集まっており、ユナイテッドでの出場機会を減らすと予想している。すでにエヴァートンやレスター・シティ、ニューカッスル、ウェストハムが興味を示しており、残り少ない今夏の移籍市場で放出が成立する可能性があると報じている。

ユナイテッドの下部組織で育ち、トップチームに定着した生え抜きのマクトミネイ。ジョゼ・モウリーニョに高く評価され、19-20シーズンにはリーグ戦で27試合に出場、4ゴール1アシストの数字を残した。昨季は30試合で2393分ピッチに立っており、キャリアハイとなるプレイタイムを確保している。
延びる出場時間とは裏腹にマクトミネイの評価は高くない。モウリーニョ監督に「モダンなMF、なんでもできる」と評価されたが、闘争心や球際の強さ、193cmの長身以外で強みとできるポイントが少ない。簡単なパスミスを奪われカウンターを受ける場面が散見されており、伸び悩んでしまった印象が強い。

そのため移籍するのは悪くない選択肢だ。ユナイテッドでいえば出場機会がなかったジェシー・リンガードがウェストハムにローン移籍し、見違える活躍を見せた。チームが変われば指揮官も変わり、与えられるタスクも変わる。スコットランド代表では3バックの一角としても起用されており、移籍がマクトミネイのターニングポイントとなるか。

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